海外FX業者の詐欺手口とは?詐欺業者を見極めるポイントや相談先も紹介

近年、海外のFX業者を名乗って他人のお金を騙し取る詐欺が増加しています。

海外FXは国内より最大レバレッジが高く、ボーナスキャンペーンも豊富です。そのため、国内ユーザーからも非常に人気が高く、詐欺の温床となりやすいです。

この記事では、海外FX業者を名乗る詐欺に引っ掛からないために、悪質な海外FX業者の詐欺手法詐欺業者を見極めるポイントを紹介します。

さらに、詐欺に遭った際の相談先も紹介するので、詐欺に遭って困っている方もぜひ参考にしてください。

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悪質な海外FX業者の詐欺手法

海外FX業者の詐欺手法は、以下の3種類です。

  • 出金拒否
  • ポンジ・スキーム
  • 自動売買や商材購入の勧誘

それぞれ確認しましょう。

出金拒否

一般的なFX業者はユーザーの取引手数料や入出金手数料などで利益を得ていますが、詐欺業者はユーザーからお金を騙し取ることで稼いでいます。

利益分を出金する際、以下のような理由で出金を断られた場合は、詐欺業者の可能性が高いです

  • 出金審査中のため出金不可
  • 口座開設の際に不備が発覚した

FX口座に多額の資金が残っており、すぐにでも取り返したい場合は「海外FX業者の詐欺に遭った際の相談先」を参考にしてください。

ポンジ・スキーム

ポンジ・スキームとは、運用するための資金として出資金を募り、そのまま持ち逃げする詐欺手法です。実際、出資金は運用されていないので、出資金以上にお金が増えることはなく必ず損をする人が出てしまいます。

ポンジ・スキームが厄介なのは、運営が出資者に少しずつ出資金を還元するため詐欺かどうか見分けるのに時間がかかるところです。

仮に、利用しているFX業者が新しいプロジェクトを開始し、ユーザーから出資金を募って配当金で還元すると主張している場合には、ポンジ・スキームを疑いましょう。

自動売買や商材購入の勧誘

「1日30分のスキマ時間で月収30万円!」
「最新のAI自動売買ツールで初心者でも稼げます!」

上記のような謳い文句で商材購入の勧誘を受けた場合には、詐欺の可能性が高いです。

勧誘を断ろうとすると「行動する人こそ稼ぎつづけられる人材です」「このチャンスに乗らないと損しますよ」など、言葉巧みに勧誘してくるので注意しましょう。

海外FXの詐欺業者を見極める3つのポイント

利用しているFX業者が詐欺師かどうか見極める際には、以下3つのポイントに注目してみましょう。

  • 利用者数・知名度
  • 運営実績
  • 金融ライセンスの有無

海外のFX業者は日本の法律が適用されないため、自由度が高い一方で詐欺も多発しています。

利用者数・知名度

海外のFX業者でも、利用者数が多く知名度が高い場合は、クリーンな業者が多い傾向にあります。

利用者数が多いFX業者は、その分ユーザーの手数料を多く取れるので資金力があります。資金力がある業者は、自社のプロジェクトなどでさらに利益を出せるため、そもそも詐欺を行う必要がありません。

一方、利用ユーザー数が少なく、継続的に利益を出せない業者は詐欺を行う可能性が高いです。

海外FX業者の公式サイトを参考にすると利用者数が掲載されている場合が多いですが、掲載されている利用者数自体を偽っているケースもあります

公式サイトが信頼できない方は、掲載されている利用者数に知名度が見合っているかをSNSでチェックすることをおすすめします。

運営実績

FX業者の信頼性を確認するためには、運営歴や総取引回数、提携会社などの運営実績を参考にすることが大切です。

上記の中でも特に重要なのは運営歴です。長期に渡って運用されている業者は信頼性が高く、ファンとなるユーザーが多いので、詐欺を働くリスクが低いと言えます

詐欺業者の場合、運営実績を偽っている可能性もあるので、InstagramやTwitterなどのSNSで口コミをチェックしましょう。

金融ライセンスの有無

海外FX業者でも、日本在住のユーザーと取引を行う場合には金融庁への登録が必要です。

金融ライセンスを獲得していない海外FX業者は、獲得している業者に比べて詐欺を行う可能性が高いです

また、金融ライセンスには種類があり、より厳しい審査をクリアしている業者ほど信頼性が高いです。そのため、FX業者がどのライセンスを持っているかにも注目しましょう。

海外FX詐欺に遭った際の相談機関

海外FX詐欺に遭った際の相談機関

海外FX業者の詐欺に遭った場合、以下3つの相談先に相談しましょう。

  • 警察官
  • 調査会社
  • 弁護士

海外FX業者は運営実態が不透明なケースが多いです。

「詐欺に遭ったかもしれない」と思った場合には、すぐに相談しましょう。

警察官

海外FX業者の詐欺に遭った場合、まずは警察に被害届を出しましょう。

被害届を提出すると、警察が捜査を開始します。また、同じ被害に遭った人が被害届・証拠を提出していると、事件の解決に繋がります。

ただし、「詐欺師の身元不明」「証拠不十分」などの場合には、被害届を受理してくれるものの、捜査を進めてくれるかは分かりません。さらに、警察は民事不介入のため、返金請求ができないデメリットもあります。

詐欺師からの返金を希望する場合には、弁護士に相談することをおすすめします。

便利屋・何でも屋

便利屋とは、家事や掃除、片づけなど、日常生活で発生するさまざまな問題の解決を仕事とする人を指します。便利屋と何でも屋は同業です。

便利屋は、調査や証拠集めなどの業務を幅広く行ってくれるメリットがあります。一方で返金請求といった法律業務を一切行えないのは、大きなデメリットでしょう。

また、調査力も探偵会社や弁護士に及ばない可能性が高いです。

なるべく低価格で証拠を集めたい」と考えている方は、便利屋に調査を依頼することをおすすめします。

弁護士

海外FX業者の詐欺に遭った際には、弁護士に相談するのが最もおすすめです。

便利屋に比べ依頼料金は高くつくものの、弁護士は法律業務を行えるため、詐欺師に返金請求を行えます。

以下の項目に当てはまる方は、弁護士に相談してみましょう。

  • 多少コストがかかっても問題ない
  • 詐欺立証だけでなく返金もしてほしい
  • 返金される可能性を少しでも高めたい

なお、無料相談が可能な法律事務所も点在しているので、無料相談を活用して返金請求が可能かどうかを確認することも重要です。

無料相談で返金請求を行えそうと言われれば、調査費用をかけて弁護士に依頼しましょう。

まとめ

今回は、海外FX業者の詐欺手法や詐欺業者を見極めるポイント、詐欺に遭った際の相談先を紹介しました。

海外FX業者は国内FX業者と比べて運営実態の確認がしづらいので、詐欺のリスクが高いです。詐欺を回避するためには、ポンジ・スキームや商品購入の勧誘などの詐欺手法や運営実績や、金融ライセンスの有無などの見極めポイントを知っておくことが重要です。

SNS上でクリーンな業者であるとされていても、実態は詐欺だったケースもあるので、海外FX業者を利用する際には常に詐欺の可能性を疑いましょう。

なお、詐欺に遭ってしまった場合には、以下の法律事務所に早めの相談をおすすめします

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