メルカリで横行する悪質な返品詐欺(すり替え詐欺)にご用心!

メルカリで横行する悪質な返品詐欺(すり替え詐欺)にご用心!

消費者と消費者の間で直接取引を行える、国内最大級のプラットフォームであるメルカリ。

定価より低価格で商品が販売されており、ボタン一つで購入できる利便性を兼ね備えているので、利用している方も少なくありません。

しかしメルカリでは、購入者が「返品対応してほしい」と出品者に伝え、偽物とすり替える返品詐欺(すり替え詐欺)が横行しています。

今回は、返品詐欺の手口や返品詐欺に狙われやすい出品者の特徴、防ぐための対策について解説します。

メルカリで商品を販売している全ての方が被害者になる可能性があるので、詐欺を防止するために最後までご覧ください。

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返品詐欺(すり替え詐欺)とは?

返品詐欺(すり替え詐欺)とは?

返品詐欺(すり替え詐欺)とは、購入者の元に届いた商品を偽物とすり替えて返品し、価値のある本物を騙し取る詐欺です。

「本物が返品されると思って対応したのに、返ってきたのは偽物だった…」と、返品されて初めて詐欺だと分かるため、気付いた時には手遅れです。

商品を無料で取られるだけでなく、出品手数料や出品にかかった時間も取られるので、被害額以上に精神的に落ち込む可能性があります。

メルカリで商品を出品する機会がある方にとって、返品詐欺に遭うリスクはゼロではないので、返品を求められれば警戒しましょう。

返品詐欺(すり替え詐欺)を見極めるポイント

返品詐欺(すり替え詐欺)を見極めるポイント

メルカリで返品詐欺(すり替え詐欺)を見極めるのは難しいです。

本当に返品対応してほしいだけなのか、商品のすり替えを目論んでいるのかは、商品を購入した当人しか分かりません。

しかし、返品詐欺の被害に巻き込まれないための対策はできます。メルカリの返品詐欺(すり替え詐欺)を防ぐための対策で、詐欺を防ぐための対策を記載しているので、こちらも参考にしてください。

メルカリの返品詐欺(すり替え詐欺)に狙われやすい出品者の特徴

メルカリの返品詐欺(すり替え詐欺)に狙われやすい出品者の特徴

メルカリの返品詐欺(すり替え詐欺)に狙われやすい出品の特徴は、以下3つです。

  • 販売実績が少ない
  • 商品の説明が少ない
  • 本物の商品を証明する情報が少ない

順番に解説するので、自分が特徴に当てはまっていないか確認しましょう。

販売実績が少ない

販売実績が少ない出品者は、取引の経験が浅いことが一目で分かるので、返品詐欺を目論む詐欺師のターゲットにされやすいです。

しかし、販売実績が少ないからといって高額商品の販売がダメなわけではありません。商品説明に「すり替え防止のため、返品は受け付けておりません」といったすり替え詐欺に関する情報を記載すれば、詐欺師から狙われるリスクを下げられます

仮に、「返品に対応してくれないと低評価を付けるぞ!」と脅されて低評価を付けられた場合でも、普段から誠実に対応していれば他の方は高評価を付けてくれます。

10件の高評価に対して1件の低評価がついていても、ほとんどのメルカリユーザーは気にしないので、返品詐欺のリスクが高いと感じればスルーしましょう。

商品の説明が少ない

商品の説明が少なければ、「本物とすり替えても証明できないな」と思われるので、詐欺師に目を付けられやすいです。

商品の説明が少ないとは、具体的に以下のような状態です。

  • 写真が1・2枚しかない
  • 正式名称・型番が記載されていない
  • 購入時期を記載していない

商品の説明を詳しく記載すると、詐欺師に騙されるリスクを抑えられるだけでなく、商品を購入したい方に信頼してもらいやすくなります。

本物の商品と証明する情報が少ない

メルカリでは、偽物の販売は固く禁止されています。しかし、「〇〇店で購入しました」といった記載をして出品されている商品がほとんどなので、偽物が流通しているケースもあります。

本物を証明する記載が甘ければすり替えられるリスクが高いので、商品とともに本物を証明する書類も添付しましょう。

メルカリの返品詐欺(すり替え詐欺)を防ぐための対策

メルカリの返品詐欺(すり替え詐欺)を防ぐための対策

メルカリの返品詐欺(すり替え詐欺)を防ぐために、以下3つの対策をしましょう。

  • 本物の商品と証明できる情報を記載する
  • 商品の説明欄に「返品不可」の旨を記載する
  • 出品前に商品の動画や画像を撮っておく

それぞれ解説していきます。

商品の説明欄に「返品不可」の旨を記載する

メルカリの返品詐欺(すり替え詐欺)を防ぐ最も効果的な方法は、商品の説明欄に「返品不可」の旨を記載することです。

「返品を受け付けておりません」と記載していれば、「商品に不備があった」「写真よりも汚れていた」などと主張された場合にも、立場的に弱くなることがありません。

ただし、いざ購入してみると、写真以上に傷や汚れが目立つといった場面は多いです。購入者と正当にやり取りするために、傷や汚れに関して出品段階で記載する必要があります。

「返品不可」と記載されていると、購入者が不親切に感じてしまうと思う方は、「すり替え防止のため、一度購入していただいた返品の返品は受け付けておりません」と丁寧に記載しましょう。

丁寧な言葉遣いで記載していれば、他のメルカリユーザーも不快に思わないので、心配する必要はありません。

本物の商品と証明できる情報を記載する

本物の商品と証明できる情報を記載していれば、詐欺師から狙われるリスクを下げられます。

本物を証明するために、商品の説明欄には以下の情報を記載しましょう。

  • 商品の正式名称
  • ブランド鑑定書
  • 商品の型番
  • 購入経路
  • 購入時期

中でも、ブランド鑑定書が用意できれば安心です。ブランド鑑定書は正規店でしか発行されないので、偽造は難しいと言われています。また、商品の型番も記載していればさらに安心です。

本物を証明し、詐欺師に狙われるリスクを下げましょう。

出品前に商品の動画や画像を撮っておく

メルカリの返品詐欺(すり替え詐欺)を防ぐための対策として、出品前に商品の動画や画像を撮っておくのも有効です。

近距離や遠距離で撮影したり、さまざまな角度から撮影したりすると、商品の状態がより伝わりやすくなります。

返品された商品が出品した商品と違うことを証明できれば、詐欺師は訴えられるのを恐れるので、後から正しく返品してもらえる可能性を高められます。

仮に、返品対応してもらえない場合には、弁護士に相談するのもおすすめです。

「出品する分だけの写真があればいいや」と考える方は多いですが、高級品を出品する際には念のために予備の写真を持っておきましょう。

まとめ

今回は、メルカリで横行する返品詐欺(すり替え詐欺)の被害を防ぐために、返品詐欺に狙われやすい出品者の特徴や対策について解説しました。

メルカリは消費者と消費者で直接やり取りを行うため、販売者と購入者の両方がマナーを守る必要があります。しかし、実態は返品詐欺のような悪質な詐欺が横行しているので、高級品を取り扱う際には十分注意しましょう。

商品の説明欄に「返品詐欺」と記載すれば、返品詐欺に遭う可能性を抑えられるので、出品の際には記載するようにしましょう。

メルカリは購入元の情報が分からないため、特定が難しく詐欺の立証が難しいです。しかし、弁護士に相談すれば、商品を取り戻せる可能性は高まります。どうしても商品を取り返したい場合は、弁護士に相談してみましょう。

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