仮想通貨詐欺の可能性が高いセミナーは、全国各地で開催され、国内でも多くの被害者が出ています。
悪質なセミナーに参加しないためには、仮想通貨詐欺の可能性が高いセミナーの特徴や仕組みの理解が必要です。
この記事では、仮想通貨詐欺の可能性が高いセミナーを避けるために、悪質なセミナーの特徴や仕組みについて解説します。
さらに、仮想通貨詐欺のセミナーで被害に遭った場合の対処法についても解説するので、ぜひ参考にしてください。
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仮想通貨詐欺の可能性が高いセミナーの特徴
仮想通貨詐欺の可能性が高いセミナーの特徴は、以下3つです。
- マルチ商法の勧誘をされる
- 参加費用が高く設定されている
- 元本保証や絶対に儲かると謳っている
当てはまっているか確認しましょう。
マルチ商法の勧誘をされる
多くの仮想通貨詐欺は、マルチ商法と同じような形式で出資金を集めており、セミナーで勧誘を受ける可能性があります。
マルチ商法の仮想通貨詐欺の場合、セミナー内で仮想通貨の話をする前に不安を煽る話をするケースが多いです。
例えば、「老後2,000万円問題の影響で投資をしないと生きていけない!」といった、投資をさせるように仕向けようとします。
セミナーを受けている人が不安になるようなトークは、後に紹介する仮想通貨に投資しなければいけないと考えさせるためです。
上記のような手口を使っているセミナーは、高確率でマルチ商法の可能性が高いため、絶対に投資しないようにしましょう。
参加費用が高く設定されている
参加費用が高く設定されているセミナーは、仮想通貨詐欺の可能性が高いため、注意する必要があります。
参加費用が高額なセミナーは、内容が薄く、怪しい仮想通貨を勧められるケースが多いです。
詐欺師は、あらゆる手口でお金を騙し取ろうとしているため、高額なセミナー費用にして稼げるように考えています。
仮想通貨業界は複雑な内容が多く、セミナーに行って学びたいと考える方も多いと思います。
しかし、初心者の方が勉強するべき知識はネット上に掲載されているため、無理にセミナーに行くのはやめましょう。
元本保証や絶対に儲かると謳っている
元本保証や絶対に儲かると謳っているセミナーは、高確率で仮想通貨詐欺の可能性が高いです。
仮想通貨は、ほかの金融商品に比べて価格が不安定なため、絶対に儲かることはありません。チャートの急落や上昇も頻繁に起こります。
また、投資の世界で元本保証を実現するのは非常に難しく、仮想通貨ではほぼ不可能です。
元本保証と謳っている仮想通貨セミナーは、何も知らない方を安心させてお金を騙し取ろうと考えている可能性が非常に高いです。
仮に、仮想通貨セミナーに参加して元本保証や絶対に儲かると言われた際は、投資せずにすぐに帰りましょう。
セミナーを利用した仮想通貨詐欺の仕組み
セミナーを利用した仮想通貨詐欺は、以下3つの仕組みになっている場合が多いです。
- ネズミ講
- 風説の流布
- ポンジスキーム
仕組みを理解して騙されないようにしましょう。
ネズミ講
セミナーを利用した仮想通貨詐欺は、紹介者に報酬を与えるなどのメリットを提示して紹介させる「ネズミ講」が使われています。
ネズミ講を利用した仮想通貨詐欺の悪質なポイントは、出資者が増えれば増えるほど、ネズミ算式に被害が拡大していく点です。
ほとんどの場合、被害者は悪意なく友人や家族を紹介してしまうため、お金だけでなく人間関係も壊れてしまいます。
友人や家族に仮想通貨のセミナーに誘われた際は、ネズミ講を利用した詐欺の可能性が高いため、絶対に行かないようにしましょう。
風説の流布
セミナーを利用した仮想通貨詐欺の中には、根拠なく「100倍になる」などと謳い、怪しい通貨の購入を勧めるケースがあります。
この手口を使う詐欺師は、価格が安いうちに通貨を持っておき、上昇した際に売却して利益を得ようと考えています。
詐欺師は利益を得る一方で、被害者は価値が下がり切った仮想通貨を抱えることになります。
また、風説の流布を利用した詐欺の悪質なポイントは、詐欺の立証が難しい点です。
詐欺師が「SNSで情報提供しただけだ」と主張すると、詐欺の立証が難しくなります。
根拠のない情報には騙されず、仮に信用している人からおすすめの仮想通貨を聞いたとしても、絶対に投資しないようにしましょう。
ポンジスキーム
ポンジスキームとは、出資者に高配当を約束して資金を集め、実際には運用せずに集めたお金から配当を出す仕組みのことです。
ポンジスキームを利用した仮想通貨詐欺の悪質なポイントは、配当が支払われて安心してしまい、詐欺に気づくのが遅れる点です。
詐欺に気づくのが遅れてしまうと、詐欺師がすべての証拠を隠滅して姿を消すため、警察の捜査が難しくなります。
仮に、仮想通貨詐欺の疑いがあるセミナーに参加してしまった方は、「仮想通貨詐欺のセミナーで被害に遭った場合の対処法」を参考にしてください。
仮想通貨詐欺のセミナーで被害に遭った場合の対処法
仮想通貨詐欺のセミナーで被害に遭った場合の対処法は、以下3つです。
- 警察に相談する
- 便利屋に相談する
- 弁護士に相談する
対処法を把握しておくと、仮に詐欺に遭った場合でも落ち着いて対処できるでしょう。
警察に相談する
仮想通貨詐欺のセミナーに参加し、実際に被害に遭った場合は、まず警察に被害届を提出する必要があります。
被害届を提出する際に注意するべきポイントは、詐欺師の身元・出資した証拠などを一緒に渡すことです。
証拠不十分や詐欺師の身元がわからない場合、捜査を進めてくれない可能性があります。
仮に犯人が捕まっても、警察は民事不介入で返金請求ができない点は注意しましょう。
詐欺師からの返金を希望する際は、弁護士に相談することをおすすめします。
便利屋に相談する
便利屋とは、家事から電気工事まで、日常生活で発生するさまざまな問題の解決を行う業者のことです。
便利屋に相談すると、探偵会社や弁護士に及ばないものの、調査や証拠集めなどなどの業務を幅広く行なってくれます。
ただし、警察と同じように返金請求といった法律業務は一切行えません。
返金と逮捕を同時並行で行いたい方は、証拠を集めて警察に捜査を依頼し、弁護士を利用して返金請求を行う方法がおすすめです。
弁護士に相談する
仮想通貨詐欺のセミナーに行ってしまい、騙し取られたお金を取り返したい方は、弁護士に相談するのが最もおすすめです。
便利屋に比べて料金は高くなりますが、弁護士は返金請求が行えるため、騙し取られたお金を取り返せる可能性が高まります。
以下の項目に当てはまる方は、弁護士に相談してみましょう。
- 返金される可能性を少しでも高めたい
- 逮捕だけでなく騙し取られたお金も取り返したい
- お金を取り返せるなら多少コストがかかっても大丈夫
弁護士に相談する際は、各地に点在している無料相談可能な法律事務所に連絡し、返金請求が可能か確認することも重要です。
無料相談で返金請求できる可能性が高いといわれた場合、調査費用をかけて弁護士に依頼しましょう。
まとめ
今回は、仮想通貨詐欺の可能性が高いセミナーの特徴や仕組み、被害に遭った場合の対処法について解説しました。
仮想通貨セミナーへの参加は、マルチ商法の勧誘や高額な参加費を徴収される可能性があるため、リスクが高い勉強方法です。
仮想通貨の勉強を始めたい方は、ネット上に記載されている情報収集から始め、知識がついてから無料セミナーに参加しましょう。
なお、セミナーに参加して仮想通貨詐欺の被害に遭ってしまった方は、以下の法律事務所に早めの相談をおすすめします。
海外FXや仮想通貨詐欺などの被害に遭われた方は、弁護士へ相談することで騙し取られたお金を取り戻せる可能性があります。
横山法律事務所は、投資詐欺の相談実績が豊富で実際に返金された事例もあるため、できるだけ早く相談をしてみましょう。