仮想通貨詐欺とは、仮想通貨に関する投資やセミナーなど高額な費用を払わせ、突如音信不通になったりハッキングで資産を奪う詐欺行為を指します。国民生活センターに寄せられた相談件数も年々増加し、2021年には前年の2倍近い6350件の相談が寄せられています。
被害者の中には対処の仕方がわからず、結局泣き寝入りをしてしまう人も少なくありません。被害の回復や犯人逮捕を諦めてしまう前に、すぐにできる対処法や相談先をご紹介します。
SNSやマッチングアプリ関連の詐欺被害が急増中です。特に異性を装い好意を利用した国際ロマンス詐欺が増えています。 「返金してもらいたい」「詐欺かどうか相談したい」という方は、詐欺師の特定に強い調査会社へ相談してみましょう!(※弁護士に断られた方でも対応可)
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仮想通貨詐欺師が行う詐欺手口
隙をついたように現れる詐欺師の手口は巧妙です。自分は大丈夫と思っていても知らず知らずうちに近寄ってきます。最近ではスマホアプリを使った詐欺が横行するほど、詐欺師の魔の手は身近なものになってきているのです。仮想通貨詐欺師がよく使っている手口やアプローチ方法についてご紹介します。
Webサイトを利用したフィッシング詐欺
フィッシング詐欺は、詐欺師の手口の中でもオーソドックスなものと言える手法です。公的な機関や企業になりすましメールなどを送信し、被害者に暗号資産での支払いを求める手口です。
銀行や税務署を騙った督促メールが届き、焦って振り込みをしてしまうという被害が増加しています。古典的な手口ですが、最近では精巧に作られた偽サイトなども出回っているので注意が必要です。
仮想通貨アプリを使った詐欺
仮想通貨を取引するにはWebサイトやアプリなどを使用することが多いのですが、実在しない仮想取引所やアプリを紹介する詐欺師もいます。そこで口座開設や登録の段階で個人情報・パスワードを抜き取り、入金した資金を搾取するといった手口です。資金を全額抜き取られることもあるため、安易にアプリなどを使用しないようにしましょう。
芸能人を使った詐欺
昔から存在する詐欺手法の中に「芸能人も使ってる〜」「医者が勧める〜」など、著名人や知識人の名を語り、取引に誘導する手口があります。
仮想通貨詐欺にもその手口は使われており、イーロン・マスク氏がアカウントを乗っ取られ話題となりました。その際の被害額は、およそ200万ドルという多大なものでした。
景品への応募
仮想通貨詐欺の中でも2020年前後に急増したプレゼントや景品への応募詐欺です。自分が所有する仮想通貨を振り込めば、さらに価値の高い商品や何倍もの仮想通貨をもらえると謳った詐欺手法です。
しかし一度振り込んでしまった仮想通貨は戻ってくることなく、相手とも連絡がつかなくなってしまいます。
ポンジ・スキーム
ポンジスキームの歴史は古く、詐欺の手法としては非常に古典的だと言えます。仕組みは簡単で出資者を募りお金を集め「配当などを戻す」と謳い、実際には運用などせず、新しい出資者のお金を配当として配ります。
繰り返せば多額の出資を集めることができ、新規の出資者が少なくなれば最終的に必ず破綻してしまうのです。

そもそも仮想通貨は怪しい?
ここまでは仮想通貨詐欺の手口を解説しましたが、これだけ複数の詐欺手法があると、そもそも「仮想通貨」自体が怪しいのではないかと疑ってしまいます。
しかし実際には、仮想通貨をうまく運用して利益を上げている人もいます。仮想通貨のことをよく理解すれば、安全に仮想通貨を保有することができるのです。
仮想通貨は詐欺とは違う
仮想通貨は実態がないため疑われやすいのも事実です。しかし、現在世界中で取引されていることが仮想通貨は詐欺でないことの証明でしょう。仮想通貨そのものが詐欺だった場合、各国で投資の対象として、これほど人気を集めるはずがないのです。
正しい知識を持ち、対応するのが重要
しっかりと仮想通貨を運用したいと考えているのであれば、まずは知識を持つことが重要です。詐欺師は知識のない人をターゲットにすることが多く、逆に知識が豊富な人には詐欺を仕掛けないという判断をします。
仮想通貨詐欺を見抜く方法は?
仮想通貨詐欺を見抜くことができれば、被害に遭うことなく安心して投資を行うことができます。仮想通貨詐欺被害に遭わないために、自分でできる対策をご紹介します。
金融庁に登録されている仮想通貨か調べる
まずは仮想通貨自体の信用性を調べる必要があります。仮想通貨の種類は10,000種類を超えると言われ、詐欺師は実在しない仮想通貨を勧めることもあるのです。
ビットコインやイーサリアムのような信用性の高い通貨もあります。
注意事項がしっかり記載されているか見る
どんな取引でも共通する内容ですが、契約や登録の際に目にする注意事項や重要事項説明書がしっかりとした内容になっているかを確認することが重要です。内容がお粗末な契約になっていれば詐欺の可能性がありますので、契約を見合わせた方が良いでしょう。
「絶対に儲かる」などの誇張表現は信用しない
「絶対に儲かる」いかにも怪しい言葉ですが、詐欺師は言葉巧みに信じ込ませます。客観的に聞いていれば被害に遭う人はいないだろうと、感じてしまうでしょう。しかし、実際に被害にあった人の多くは「怪しいと思ったけど…」と疑問を感じながらも騙されてしまっています。

仮想通貨詐欺は泣き寝入りせず相談を!
仮想通貨詐欺に遭ったけれど解決方法がわからなかったり、手続きが面倒だという理由から泣き寝入りをしてしまっている方も多いようです。ここでは、泣き寝入りせずに詐欺師と戦うための相談先と対処方法についてご紹介します。
電話で相談する
仮想通貨詐欺にあったと感じたらすぐに、金融庁が設置している金融サービス利用者相談室に電話をしましょう。無料で相談でき、話の内容から詐欺の中身についても整理してくれる他、必要に応じて相談すべき機関も紹介してくれます。
弁護士に相談する
詐欺事件の被害を回復するには民法に基づいた手続きが必要です。弁護士費用はかかってしまいますが、詐欺師の情報や被害内容・被害の金額など詳細にわかっている場合は、民事裁判で訴訟を起こすことができ、被害回復につながる可能性があります。
デジタルに強い調査会社に相談する
返金を目的としているのであれば、しっかりとした証拠を準備する必要があります。しかし仮想通貨のようなデジタル犯罪は、証拠集めや犯人の特定が非常に困難です。決定的な証拠を掴むために、東京中央信用調査会社のようなデジタルに強い調査会社に依頼するのもおすすめです。
被害にあったら証拠集めが必須
仮想通貨詐欺の被害にあった際、泣き寝入りしお金を諦めてしまう前に取り返す方法をご紹介しました。被害回復に最も重要なのは、詐欺の証拠集めです。
東京中央信用調査会社は詐欺被害の犯罪に強く、得られた調査報告を用いて弁護士に相談すればスムーズに対処できる可能性が高まります。
万が一詐欺被害にあった際は、まずは東京中央信用調査会社の無料相談をご利用ください。
国際ロマンス詐欺でお金を騙し取られたなら、まずは弁護士に無料相談しましょう。
詐欺に強い弁護士事務所であれば、あらゆる手口を網羅しているので最短1日で解決できる可能性があります。また、無料相談だけで解決する事もありますので、早めの相談をおすすめします。
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